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不動産投資のリスク回避法【台風編】所有アパートのテレビアンテナが台風で折れた!修理費は?損害保険が重要!

超大型の台風19号が迫ってきています。
以前の台風で被害を受けられた方々は復旧途中だと思いますので二次被害がとても心配です。

会社の帰りに近所のスーパーに寄ったところ売り切れ品も多く、皆さんしっかりと事前準備をされているのだなと改めて感じました。

実は、私の所有するアパートでも台風被害を受けました。
こうした場合の保険会社等との対応についてお知らせしたいと思います。

所有アパートのテレビアンテナが台風で折れた!損害保険でリスク回避


関東に大きな被害を及ぼした台風15号

9月9日未明に東京湾を通過し、千葉県に上陸した台風15号。
関東の中でも千葉県は大規模停電など特に大きな被害を受け、いまだに復旧作業が続いています。
何度か行ったことがある海辺の食堂が壊滅的な被害を受けていている映像がテレビに映り、ショックを受けるとともに自然災害の恐ろしさを改めて思い知らされました。

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写真AC


所有アパートでまさかの台風被害

9日の台風から2週間余り過ぎた9月下旬、管理会社から電話が・・・。
入居者の方の退去のお知らせかと思ったところ、なんと都内某所のアパートの屋上に設置しているテレビアンテナが折れているとの連絡でした。

台風から2週間以上も経っているのに今更なに?という感じなのですが、アンテナは倒れているものの何故かテレビ視聴に支障はなかったようで、入居者の方からは管理会社に連絡はなかったそうです。
今回、近所にお住いの方が「台風で折れて屋根の上にずっと横倒しになっている」と教えてくれたそうです。

通常何か壊れたらすぐに連絡があるので、思わぬ連絡に驚きました。

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テレビアンテナイメージ(写真AC)




まずは事故日、原因、被害状況を確認。保険会社へ連絡

早速写真と現状の報告書を送っていただき被害状況を確認。
強風で根元から折れてしまったようです。
管理会社の方には少しでも早い修理と「修理見積書」をお願いし、
すぐに当該アパートの損害保険をお願いしている保険代理店の担当の方に連絡しました。

このアパートの保険代理店は複数の保険を取り扱っている独立系の保険専門会社で、担当者の方は商品・制度に詳しくとても頼りになります。
こう言っては語弊があるかもしれませんが、経験則上、いわゆる融資を受けた銀行系の保険代理店の方とは事故の時の対応が大きく違います。
融資をいただいた際に、銀行系の保険代理店を紹介された物件もありますので、まずはこの物件の保険代理店がどこだったか心配して確認した位です。

代理店を通じてすぐに保険会社に事故報告をしていただき、該当する保険内容の説明を改めてしていただきました。

私が行う作業は次の通りです。
1.保険会社からは後日書類が届くので、事故内容を記入し記名捺印してすぐに返送すること

2.修理の見積もりが届いたら代理店の方に連絡し、見積書を送ること


修理見積書にビックリ!

すぐに修理見積書が管理会社経由で届いたので内容を確認したところ、
なんと修理費 50万円超え!
アンテナ交換で50万円って何?

よく見ると「足場」関係の代金が高い。
「足場は高い!」ということは、

以前自宅の壁と屋根の再塗装をした際に知っていました。
テレビアンテナが折れてしまったアパートは木造の3階建てで中階段の構造。
屋根の上でアンテナ修理を行うには足場を組む必要があります。

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足場(いらすとや)


この足場だけで設営撤去含めて何十万円。その他道路使用許可申請代行、交通整理人員費など諸々費用が膨らみます。
アンテナそのものはUHF、BS、ミキサーブースターで10万円以下ですので、その他費用がいかに高いか!
一瞬、千葉で屋根にブルーシートをかけただけで何十万も請求した会社の話が頭をよぎりました。
管理会社にもう1社確認してもらいましたが、どうもこのところの被害件数の増加で急ぎの依頼も多く、人の手配を含めて費用が上がっているようです。
加えて、需給バランスの関係で工事会社側のほうが優位な状況にあります。

凄腕大家さんは自分で工事会社と折衝して発注する方もいらっしゃるようですが、サラリーマンの私にはそのような時間もなく、いいか悪いかは別にして管理会社に若干おまかせモードではあります。
これは取り組みスタンスの違いですのでどちらが正解ということはありません。

全額認められるかは難しいかなと思いつつ、保険代理店に見積書を送り、電話で改めてお願いしました。
代理店の方いわく、「保険会社の査定部門も台風等災害被害の影響で査定作業が混みあっていて、回答には少し時間がかかる」とのことでした。
その後一週間音沙汰はなく、不安は膨らみます。

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いらすとや


保険満額回答!

ありがたいお知らせが届きました。
結果、保険会社に全額認めていただけました。助かりました。
さらに「臨時費用」ということで、損害保険金の1割相当額が上乗せとなりました。
持ち出しなしで修理できる上、臨時費用までお支払いいただけることになり、

ほっと一安心です。

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いらすとや

やはり

損害保険はもったいないなどと思わずかけておくものです。
これが不動産投資のリスク管理となります。

しかし、今週の台風19号が同じようなルートで上陸する予想ですので怖いですね。
さすがに心配なので、今回は台風一過後に管理会社の方に確認するつもりです。

備えあれば憂いなし。しっかりと準備をしましょう!